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ロレックスのゼンマイを毎日巻くのはNG?正しい使い方を徹底解説!

ロレックスのゼンマイを毎日巻くのはNG?正しい使い方を徹底解説! ロレックス
出典元:ジャックロード

念願のロレックスを手に入れた時、その輝きと重みに感動しますよね。「一生モノだから、大切に扱いたい」と思うのは当然のことです。

しかし、初めて機械式時計を持つ方から「ロレックスって、毎日ゼンマイを巻く必要があるの?」「デスクワークだけど、ちゃんと動いてくれるかな?」といった疑問をよくお聞きします。

結論からお伝えします。毎日着用しているなら、手動でゼンマイを巻く必要は基本的にありません。

この記事では、ロレックスのゼンマイに関する正しい知識と、大切な時計と末永く付き合うための最適な使い方を分かりやすく解説します。もうゼンマイの扱いで悩むことはありません。

「ロレックス」公式サイト>>

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結論:ロレックスのゼンマイは毎日巻く必要なし!

毎日ロレックスをご愛用の場合、リューズを操作してゼンマイを手巻きする必要は全くありません。なぜなら、ロレックスには非常に優れた「自動巻き機構」が搭載されているからです。

理由:着用者が動力源になる「パーペチュアル機構」

ロレックスの時計は、その多くが「オイスター パーペチュアル」モデルです。「パーペチュアル」とは「永久」を意味し、着用者の腕の動きが動力源となる自動巻き機構のことを指します。

日常生活での腕の自然な動きによって、時計内部の「パーペチュアルローター」という半月型の部品が回転します。この回転が主ゼンマイを自動的に巻き上げ、時計を動かし続ける仕組みです。

ロレックスの公式見解でも「着用中は手首の動きによってゼンマイが自動的に巻かれます」と明記されており、日常的な使用で十分な動力が確保できることがわかります。

デスクワークでも十分巻き上がる?

「事務仕事であまり腕を動かさないけど大丈夫?」と心配される方もいるかもしれません。

ご安心ください。経験則上、特に激しい動きがないデスクワークの方でも、朝に時計を装着すれば夕方から夜にはパワーリザーブが満タンになることがほとんどです。ロレックスの巻き上げ効率は非常に高く、通勤や少しの歩行、キーボードを打つといった細かな動きでも、十分にゼンマイを巻き上げてくれます。

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では、手巻き機能はいつ使うの?正しい使い方

「毎日巻かなくていいなら、何のために手巻き機能があるの?」と思いますよね。手巻き機能は、主に以下のような特定の状況で活躍します。

1. 止まった時計を再始動させるとき

最も一般的な使い方がこのケースです。週末に外していて月曜の朝に時計が止まっていた、というような場合ですね。

着用前に手動でゼンマイを巻いてあげることで、ムーブメントに初期動力を与え、安定した精度で時計を再始動させることができます。

ロレックス公式サイトでは、再始動の際にはリューズを時計回りに「最低25回転」以上巻くことを推奨しています。これにより、十分なパワーリザーブが確保されます。

2. パワーリザーブを補助するとき

着用時間が極端に短かったり、ほとんど腕を動かさなかったりする日が続くと、まれに巻き上げが不足し、時計が止まってしまうことがあります。

そのような場合に、補助的に手巻きでパワーを補給するために使います。ただし、これはあくまで例外的なケースです。

重要:リューズを操作した後は、必ず元の位置までしっかりとねじ込んでください。これを忘れると、ロレックスの誇る防水・防塵性能が失われ、故障の原因となります。
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「毎日手巻きすると壊れる」は本当?噂の真相

インターネットの掲示板などでは、「自動巻き時計を毎日手巻きするとゼンマイが切れやすくなる」という噂を見かけることがあります。これは本当なのでしょうか?

この点については、様々な意見があります。

「ゼンマイが切れた」という経験談

一部のユーザーからは、「手巻きが原因でゼンマイが切れた経験がある」「手巻き専用モデルより耐久性が低いパーツが使われている可能性がある」といった声が上がっています。これは、毎日手巻きを繰り返すことで、リューズ周りの部品やゼンマイ自体に想定以上の負荷がかかるのではないか、という考え方です。

「構造的に問題ない」という反論

一方で、「手巻きが原因でゼンマイが切れることに論理的な因果関係はない」という意見も根強くあります。その根拠として、以下のような点が挙げられます。

  • 手巻き専用の時計は毎日手巻きしても問題ない。
  • 自動巻きには、ゼンマイの巻き過ぎを防ぐ「スリップ機構」が備わっている。
  • もし本当に問題なら、メーカーが手巻き機能を付けないはず。

ゼンマイ切れは、手巻きの有無に関わらず、金属疲労や個体差など複合的な要因で起こるもの、というのがこちらの主張です。

結論:過度な手巻きは避けるのが賢明

ゼンマイ切れの直接的な原因と断定することは難しいものの、一つ言えることがあります。それは、自動巻き時計の主役はあくまで自動巻き機構であり、手巻きは補助的な機能だということです。

不必要に毎日手巻きを行うと、ゼンマイそのものよりも、リューズやチューブのネジ山を摩耗させてしまうリスクがあります。これらの部品が摩耗すると、防水性が損なわれたり、修理に費用がかかったりする可能性があります。

したがって、ロレックスと長く付き合うためには、日常的な手巻きは避け、必要な時だけ使うのが最も賢明な選択と言えるでしょう。

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ロレックスのゼンマイに関するQ&A

Q1. 週末しか使わないのですが、どうすればいいですか?

A. 2つの選択肢があります。

  1. 都度、時刻合わせと手巻きをする:最もシンプルで時計に負担をかけない方法です。着用する朝に、リューズを操作して時刻を合わせ、25回ほど手巻きして使い始めます。
  2. ワインディングマシーンを使う:時計をセットしておくと自動で回転し、ゼンマイを巻き上げてくれる機械です。いつでもすぐに使えるメリットがありますが、常に時計が作動しているため、部品の摩耗やオイルの劣化を早めるという側面もあります。

どちらが良いかはライフスタイルによりますが、時計を休ませるという意味では、着用する都度手巻きする方法をおすすめします。

Q2. 手巻きする時の注意点はありますか?

A. 以下の3点を守ってください。

  • リューズは優しく操作する:ねじ込みを解除する際も、締める際も、力を入れすぎないようにしましょう。
  • ゆっくり回す:急いで回さず、ゆっくりとゼンマイを巻き上げる感触を確かめながら回してください。
  • 操作後は必ずしっかり締める:防水・防塵性能を保つために、最も重要なポイントです。
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まとめ:正しい知識でロレックスと末永く付き合おう

最後に、この記事の要点をまとめます。

  • 毎日ロレックスを着用していれば、手動でゼンマイを巻く必要は全くない
  • 手巻き機能は、時計が止まった時の再始動に使うのが基本。
  • 再始動の際は、最低25回を目安に巻くと安心。
  • 毎日手巻きをするとゼンマイが切れるという説は賛否両論あるが、リューズ等の部品摩耗リスクを考え、過度な手巻きは避けるべき
  • リューズ操作後は、防水性のため必ずしっかり締めることを忘れない。

ロレックスは、正しく使えば生涯を共にできる最高のパートナーです。正しい知識を身につけて、あなたのロレックスライフをさらに豊かなものにしてくださいね。

いかがでしたか?
あなたのロレックスの使い方や、ゼンマイに関する体験談などもぜひコメントで教えてくださいね!

【執筆・監修者】
秒針のささやき編集部

多数の専門家とともに時計にまつわるお役立ち情報を幅広く発信中。
情報の正確性と中立性を最優先に、読者が安心して参考にできるコンテンツ制作を心掛けています。

※記事の執筆には可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっている可能性もあります。重要な情報は再確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。
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