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ロレックスの保護シールが剥がされる理由と買取価格への影響を解説!

ロレックスの保護シールが剥がされる理由と買取価格への影響を解説! ロレックス
秒針のささやき・イメージ

念願のロレックス正規店で購入!しかし、その場でスタッフに保護シールを剥がされてしまい、「え、どうして?」と驚いた経験はありませんか?

「傷がつくのが心配…」「もしかして、売るときの価値が下がってしまうのでは?」

そんな不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ロレックスの保護シールがなぜ購入時に剥がされるようになったのか、その理由から買取価格への最新の影響、そして大切な時計を傷から守るための具体的な方法まで、あなたの悩みをすべて解決します。

この記事を読めば、保護シールの扱いに悩むことなく、安心してあなたのロレックスを使い始めることができますよ。

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なぜ?ロレックス正規店で保護シールを剥がす3つの理由

最近、ロレックスの正規店で時計を購入すると、その場で保護シールを剥がされるのが一般的になりました。これには、主に3つの理由があります。順番に見ていきましょう。

【最大の理由】後を絶たない「転売」を防止するため

保護シールを剥がすようになった最大の理由は、ずばり「転売防止」です。

ロレックスの人気モデルは、定価をはるかに超える価格で取引されることが少なくありません。そのため、転売目的で購入する人が後を絶たない状況が続いていました。

かつては「保護シール付き=完全な新品」という認識が強く、シールが貼られたままの時計は非常に高値で売却できました。そこでロレックスの正規販売店は、購入時にシールを剥がすことで、市場で「新品未使用品」ではなく「中古品」として扱われるようにし、転売による利益を減らす狙いがあるのです。

このルールは日本国内だけでなく、世界中の正規店で標準化されつつあります。

購入者との信頼関係!傷や不具合を一緒に確認するため

転売防止が主な目的ですが、もちろん購入者のための理由もあります。

それは、「購入時にスタッフと一緒に時計の状態を確認するため」です。

保護シールは、店舗での展示や試着の際に細かい傷がつくのを防ぐためのもの。シールを剥がすことで、文字盤やケース、ブレスレットに傷や不具合がないかを自分の目でしっかりと確認できます。高価な買い物だからこそ、万全のコンディションで受け取れるのは安心ですよね。

時計を長く愛用するために。劣化や故障を防ぐ目的も

意外かもしれませんが、保護シールを貼ったまま使い続けることにはデメリットもあります。

シールと時計本体の隙間に汗や皮脂、ホコリが入り込むと、空気の循環が悪くなり、ステンレスが錆びる原因になることがあるのです。特に裏蓋のシールは肌に直接触れるため、劣化が進みやすい部分です。

錆びが進行すると、時計の防水性能が低下する恐れも。時計の美しさと機能性を長く保つためにも、保護シールは剥がして使用することが推奨されています。

特に裏蓋の保護シールは要注意!長期間貼ったままにすると、シールの粘着剤が劣化して裏蓋を傷めてしまう可能性があります。衛生面からも、購入後は速やかに剥がすのがベストです。
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保護シールの有無は買取価格に影響する?【最新事情】

「シールがないと、売るときの値段が下がっちゃうの?」と心配な方も多いはず。ここでは、保護シールと買取価格の気になる関係について、最新の情報をお伝えします。

かつての常識は過去のもの?シール無しの買取価格

結論から言うと、保護シールの有無による価格差は、以前に比べて小さくなっています。

正規店でシールを剥がすのが当たり前になったことで、市場に「シール無しの新品」が流通するようになりました。そのため、多くの買取店がこの現状に合わせて査定基準を見直しています。

もちろん、今でもシール付きの個体は希少価値から高値がつく傾向はありますが、シールがないからといって大幅に価値が下がる、ということはなくなりつつあります。

買取店の「新品」の判断基準が変化している

現在、買取店が「新品」かどうかを判断する基準は、保護シールの有無だけではありません。以下の項目を総合的に見て判断するケースが増えています。

  • 保証書(ギャランティカード)の日付が新しいか
  • ブレスレットのコマ調整がされていないか
  • 使用した形跡(傷や汚れ)がないか
  • 箱や説明書などの付属品がすべて揃っているか

つまり、正規店で購入してから日が浅く、未使用の状態であれば、保護シールがなくても「新品」として高価買取される可能性は十分にあるのです。

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大切なロレックスを傷から守るには?剥がした後の新常識

「理由はわかったけど、やっぱり傷がつくのは怖い…」そう思うのは当然ですよね。純正の保護シールを剥がした後でも、時計を綺麗に保つ方法はあります。

純正シールを剥がした後は「専用保護フィルム」がおすすめ

日常使いでの細かい擦り傷を防ぎたいなら、市販されているロレックス専用の保護フィルムを貼るのがおすすめです。

「STYX」などのブランドから、各モデルの形状に合わせて精密にカットされた高品質なフィルムが販売されています。

  • 高い透明度: 時計のデザイン性を損ないません。
  • 自己修復機能: 小さな擦り傷なら自然に消えるものも。
  • 専用設計: ケースやブレスレット、クラスプまで全体を保護できます。

価格は1万円前後と安くはありませんが、将来的な研磨(オーバーホール時の外装仕上げ)による「ケース痩せ」を防げることを考えれば、十分に価値のある投資と言えるでしょう。

100円ショップなどで売られているスマートフォン用の汎用フィルムをカットして使うのはおすすめできません。時計の複雑なカーブにフィットせず気泡が入りやすかったり、粘着剤が残ってしまったりするリスクがあります。大切なロレックスには、専用品を選びましょう。
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【モデル別】あなたのロレックスに合う保護フィルムの選び方

保護フィルムは、お持ちのロレックスのモデルに合ったものを選ぶことが非常に重要です。ここでは代表的なモデルの選び方のポイントをご紹介します。

モデル 選び方のポイント
サブマリーナ ダイバーズウォッチの象徴である回転ベゼルの操作を妨げない、薄型で精密なフィルムがおすすめです。
デイトナ リューズやプッシャー周りの形状が複雑なため、型番(Ref.)まで確認して、完全に一致する専用品を選びましょう。
GMTマスターII ブレスレットの中央部分(鏡面仕上げ)が傷つきやすいため、ブレスレット形状(オイスター/ジュビリー)に合ったフィルムが効果的です。
デイトジャスト ケースやブレスレットの鏡面仕上げ部分を保護するのが主な目的です。※フルーテッドベゼルは形状上、フィルムの貼り付けが困難な場合が多いです。
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ロレックスの保護シールに関するよくある質問(Q&A)

並行輸入品で保護シールが付いたままのものを買いました。剥がした方がいいですか?

はい、剥がすことをおすすめします。先述の通り、シールを貼ったままにしておくと錆びや劣化の原因になる可能性があります。時計のコンディションを良好に保つために、剥がして使用しましょう。

保護シールを自分で綺麗に剥がす方法はありますか?

シールの端を爪やピンセットで慎重に持ち上げ、ゆっくりと剥がすのが基本です。もし粘着剤が残ってしまった場合は、眼鏡拭きのような柔らかい布に消毒用アルコールを少量つけて、優しく拭き取ってください。力を入れすぎないのがポイントです。

市販の保護フィルムを貼ると、メーカーの保証が受けられなくなりますか?

保護フィルムを貼ること自体が、直接的に保証の対象外となることは基本的にありません。ただし、フィルムを剥がす際に時計を傷つけてしまったり、粘着剤が内部に入り込んだりした場合は、保証が適用されない可能性があります。貼り付けや取り扱いは自己責任で行いましょう。

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まとめ:保護シールの意味を理解し、最高のロレックスライフを

今回は、ロレックスの保護シールについて詳しく解説しました。

最後に、この記事の重要なポイントを振り返ってみましょう。

  • 正規店で保護シールを剥がす最大の理由は「転売防止」のため。
  • 購入者と一緒に傷がないか確認する、という大切な目的もある。
  • シールの有無による買取価格への影響は小さくなってきている。
  • 資産価値を守るには、シールよりも保証書などの付属品と時計本体のコンディションが重要。
  • 剥がした後の傷が心配な場合は、高品質な「専用保護フィルム」の活用がおすすめ。

正規店で保護シールを剥がされるのは、今や世界的なスタンダードです。その理由がわかれば、もう不安に思う必要はありませんよね。

シールの有無に一喜一憂するのではなく、時計そのものを大切に扱い、メンテナンスを欠かさないことが、あなたのロレックスの価値を未来へとつないでいきます。

ぜひ、あなただけの素敵なロレックスとの時間を存分に楽しんでください。

あなたのロレックス体験も教えてください!

購入時のエピソードや、愛用しているモデルの魅力など、ぜひ下のコメント欄でシェアしてくださいね。

【執筆・監修者】
秒針のささやき編集部

多数の専門家とともに時計にまつわるお役立ち情報を幅広く発信中。
情報の正確性と中立性を最優先に、読者が安心して参考にできるコンテンツ制作を心掛けています。

※記事の執筆には可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっている可能性もあります。重要な情報は再確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。
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