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ロレックスのルーレット刻印の秘密!見方と意味を徹底解説

ロレックスのルーレット刻印の秘密!見方と意味を徹底解説 ロレックス

お手持ちのロレックス、あるいは憧れのロレックスの文字盤をじっくりと眺めたことはありますか?文字盤と風防の間にある外周部分(インナーリング)に、「ROLEX」の文字が連続して刻まれているのをご存知でしょうか。

これは「ルーレット刻印」と呼ばれるもので、単なるデザインではありません。実は、ロレックスの品質と価値を証明する重要な役割を担っているのです。

この記事では、ロレックスのルーレット刻印とは一体何なのか、いつから採用されたのか、そして偽物を見分けるポイントや意外な活用法まで、あなたの知らないロレックスの深い世界を徹底的に解説します。この記事を読めば、ロレックスへの愛着がさらに深まること間違いなしです。

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ロレックスのルーレット刻印とは?精巧な偽造防止技術

まず結論から言うと、ルーレット刻印はロレックスが採用している偽造品防止技術の一つです。非常に精巧な刻印技術であり、簡単には真似できないようになっています。

文字盤の外周に刻まれた「ROLEX」の連続文字

ルーレット刻印は、文字盤と風防の間にある「インナーリング」や「見返し」と呼ばれる鏡面仕上げのフチ部分に、「ROLEX」の文字がぐるりと一周刻印されている仕様のことです。まるでルーレット盤のように見えることから、この愛称で呼ばれています。

この刻印は、オーナーだけが密かに楽しめるディテールであり、ロレックスのステータス性をさらに高めています。

ちなみに、ルーレット刻印は英語圏で「Random Rolex Rehaut」や「Rolex Repeat Ring」などと呼ばれているそうです。豆知識として覚えておくと、海外の時計フォーラムなどを読む際に役立つかもしれませんね。

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ルーレット刻印はいつから?シリアルナンバーの確認も簡単に

この便利なルーレット刻印ですが、全てのロレックスに存在するわけではありません。採用された時期と、それに伴う重要な変更点を見ていきましょう。

2004年頃から順次採用

ルーレット刻印は、2004年頃から一部のモデルで採用が始まりました。その後、徐々に対象モデルが拡大され、現在ではスポーツモデルをはじめとする多くのモデルで定番の仕様となっています。

つまり、2000年代半ば以前のモデルには、ルーレット刻印はありません。

【重要】シリアルナンバーの刻印場所の変化

ルーレット刻印の導入による最も大きな変化は、個体を識別するための「シリアルナンバー」の刻印場所です。これによって、シリアルナンバーの確認が格段に簡単になりました。

仕様 シリアルナンバーの場所 確認方法
ルーレット刻印あり (2004年頃以降) インナーリングの6時位置 文字盤を正面から見るだけで確認可能
ルーレット刻印なし (それ以前) ブレスレットを外したケース側面の6時位置 専用工具でブレスレットを外す必要あり

ルーレット刻印がない古いモデルの場合、シリアルナンバーを確認するにはブレスレットを一旦外す手間がかかります。ちなみに、12時側のケース側面にはリファレンスナンバー(型番)が刻印されていますので、混同しないように注意しましょう。

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本物と偽物を見分けるポイントになる?

精巧な偽造防止技術であるルーレット刻印は、真贋を見極める上での重要なチェックポイントになります。もちろん、これだけで100%判断できるわけではありませんが、知識として知っておくと安心です。

チェックポイント1:12時位置の王冠マーク

本物のロレックスは、12時位置のインデックスの真上に、王冠マークが正確に刻印されています。精度の低い偽造品では、この王冠マークが中心からズレていることが多くあります。

チェックポイント2:「ROLEX」文字の配置と彫り

本物の刻印は、レーザーで非常に精密に彫られており、文字のエッジがシャープです。また、「ROLEX」の各文字は、1分ごとのミニッツマーカーと同じ位置に正確に彫られています。偽造品は文字が不鮮明だったり、位置がずれていたりすることがあります。

ロレックスには、6時位置のサファイアクリスタル風防に施された「透かし彫りの王冠マーク」など、他にも複数の偽造防止技術が使われています。一つのポイントだけでなく、総合的に判断することが大切です。

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意外な豆知識!ルーレット刻印は分目盛りの代わりになる

実はこのルーレット刻印、偽造防止やシリアルナンバー表示以外にも、意外な使い方ができるのをご存知でしたか?

インデックスの間に分単位の目盛りがないドレス系のモデルなどでは、ルーレット刻印が分目盛りの代わりとして機能するのです!

ルーレット刻印の文字を使った時間の読み方

「ROLEX」の5文字が、5分ごとのインデックスの間を4分割する目盛りになっています。読み方は少し特殊で、文字盤の右半分と左半分で異なります。

  • 文字盤の右半分(12時~6時)
    • X → 0分(5分、10分などのインデックス上)
    • R → +1分
    • O → +2分
    • L → +3分
    • E → +4分
  • 文字盤の左半分(6時~12時)
    • R → 0分(35分、40分などのインデックス上)
    • O → +1分
    • L → +2分
    • E → +3分
    • X → +4分

例えば、秒針が1時のインデックス(5分)を少し過ぎて「O」の文字あたりを指していれば、それは「5分 + 2分 = 7分」と読むことができます。非常に小さいので瞬時に読み取るのは難しいですが、時刻合わせの際に役立つ便利な小技ですよね。

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ロレックスのルーレット刻印に関するよくある質問(Q&A)

私のロレックスにはルーレット刻印がありません。これは偽物ですか?

いいえ、すぐに偽物だと判断するのは早計です。前述の通り、ルーレット刻印は2004年頃から順次採用された仕様です。それ以前に製造されたモデルにはルーレット刻印はありませんので、ご安心ください。製造年を確認したい場合は、保証書(ギャランティーカード)を見るか、専門の買取店などで調べてもらうのが確実です。

シリアルナンバーはどこで確認できますか?

モデルの製造年によって異なります。

  • ルーレット刻印があるモデル:文字盤の6時位置にあるインナーリングに刻印されています。
  • ルーレット刻印がないモデル:ブレスレットを外したケース本体の6時位置に刻印されています。

シリアルナンバーからはおおよその製造年を推測することもできますよ。

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まとめ:ルーレット刻印はロレックスの価値を高める証

今回は、ロレックスのルーレット刻印について詳しく解説しました。

  • ルーレット刻印は精巧な偽造防止技術の一つ
  • 2004年頃から採用され、シリアルナンバーの場所が6時位置のインナーリングに移動した
  • 12時位置の王冠マークや文字の配置が真贋を見極めるヒントになる
  • 分目盛りの代わりとしても使えるという意外な機能がある

ルーレット刻印のような細部にまで徹底的にこだわる姿勢こそが、ロレックスが「時計の王様」と呼ばれる所以なのかもしれません。このような精巧な作り込みや、時代と共に進化する偽造防止技術を知ることで、ロレックスの時計がいかに高い資産価値と信頼性を持つかがわかります。

これからロレックスの購入を考えている方も、既にお持ちの方も、ぜひ一度文字盤のフチを覗き込んでみてください。そこには、ロレックスのクラフトマンシップが凝縮された、美しくも機能的な世界が広がっているはずです。細部にまでこだわり抜かれたロレックスは、所有する喜びを末永く与えてくれる、まさにおすすめの逸品です。

あなたのロレックスにはルーレット刻印はありましたか?刻印にまつわるエピソードなどがあれば、ぜひコメントで教えてください!

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【執筆・監修者】
秒針のささやき編集部

多数の専門家とともに時計にまつわるお役立ち情報を幅広く発信中。
情報の正確性と中立性を最優先に、読者が安心して参考にできるコンテンツ制作を心掛けています。

※記事の執筆には可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっている可能性もあります。重要な情報は再確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。
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