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ロレックス

ロレックスの耐磁性は?磁気の不安を解消!

ロレックスの耐磁性は?磁気の不安を解消! ロレックス

パソコン、スマートフォン、タブレット…。私たちの生活は、磁気を発する製品に囲まれていますよね。
「毎日使う大切なロレックスが、これらの磁気で故障してしまわないか…」と、不安に感じたことはありませんか?

高級腕時計であるロレックスは、非常に精密な機械です。そのため、磁気の影響は無視できません。
しかし、ご安心ください。ロレックスは創業時から高いレベルで耐磁性を追求しており、多くのモデルで日常生活において十分な性能を備えています。

この記事では、ロレックスの耐磁性能のレベルから、磁気に特に強いモデル、日常生活での注意点、そして万が一磁気帯びしてしまった場合の対処法まで、あなたの疑問をすべて解決します。
この記事を読めば、ロレックスの耐磁性について深く理解でき、これからも安心して愛用し続けられるようになりますよ。

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ロレックスの耐磁性はどのくらい?

結論から言うと、ロレックスの時計は業界標準を大きく上回る優れた耐磁性能を持っています。

ロレックスはブランドのアイデンティティとして「7つのピラーズ(柱)」を掲げており、「耐磁性」はその重要な一つです。日常的な磁場にさらされても、安定して高精度を維持できるよう設計されています。

日本の工業規格(JIS)から見る耐磁性レベル

腕時計の耐磁性能には、ひとつの基準として日本工業規格(JIS)があります。

  • 1種耐磁時計: 磁力源に5cmまで近づけても性能を維持できるレベル(60ガウス / 4,800A/m相当)。
  • 2種耐磁時計: 磁力源に1cmまで近づけても性能を維持できるレベル(200ガウス / 16,000A/m相当)。

一般的なロレックスのモデルは、この「1種耐磁時計」の基準をクリアしていると考えてよいでしょう。つまり、日常生活で遭遇するほとんどの磁気に対して、過度に心配する必要はないレベルだと言えます。

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そもそも、なぜ時計は磁気に弱いのか?

では、なぜ腕時計は磁気の影響を受けてしまうのでしょうか?そのメカニズムは意外とシンプルです。

機械式時計の心臓部である「ムーブメント」には、「ひげゼンマイ」をはじめとする多くの金属製パーツが使われています。これらのパーツが強い磁気にさらされると、磁気を帯びてしまいます(これを「磁気帯び」と言います)。

磁気帯びしたパーツは、まるで磁石のように互いにくっついたり反発したりします。これにより、パーツの正常な動きが妨げられ、時計の精度が大きく狂ってしまうのです。

磁気帯びするとどうなる?主な症状

  • 時間が大幅に進む、または遅れる
  • 突然止まってしまう
  • 日付が正常に変わらない
ご自身の時計が磁気帯びしているかどうかは、方位磁石を近づけることで簡易的にチェックできます。時計に近づけた際に方位磁石の針が大きく振れる場合は、磁気帯びしている可能性が高いです。
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最強の耐磁性モデル!磁気が気になるなら「ミルガウス」

「仕事柄、強い磁気に囲まれている」「とにかく磁気の心配を一切したくない」という方には、ロレックスが誇る圧倒的な耐磁性能を持つモデル「ミルガウス」がおすすめです。

「ミルガウス」という名前は、フランス語で「1000」を意味する“ミル”と、磁束密度の単位“ガウス”を組み合わせたもの。その名の通り、1,000ガウスもの磁場に耐えることができます。

科学者のために生まれたプロフェッショナルウォッチ

初代ミルガウスが誕生したのは1956年。当時、強力な磁場が発生する環境で働く科学者やエンジニアのために開発されました。欧州原子核研究機構(CERN)の科学者たちが着用し、その性能が実証されたという歴史もあります。

ムーブメントを軟鉄製のインナーケースで覆う「磁気シールド」などの独自技術により、驚異的な耐磁性を実現しているのです。

残念ながらミルガウスは2023年に生産が終了しており、現在は新品での入手が困難になっています。しかし、その卓越した性能とユニークなデザインから、今なお多くのファンに愛され続けているモデルです。
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【要注意】日常生活に潜む磁気の発生源リスト

私たちの身の回りには、知らず知らずのうちに磁気を発しているものがたくさんあります。特に注意が必要なものをリストアップしましたので、チェックしてみましょう。

主な磁気製品と注意すべき距離
特に注意 (密着はNG) 5cm離せばOK 10cm離せばOK
  • スマートフォンのスピーカー部分
  • タブレットのカバー(マグネット式)
  • バッグの留め金(マグネット式)
  • 磁気ネックレス、磁気治療器
  • ノートPCのスピーカー部分
  • 携帯電話
  • ACアダプター
  • 電気カミソリ
  • ヘッドフォン、イヤフォン
  • テレビ、ラジオ
  • 電子レンジ
  • 冷蔵庫
  • スピーカー
特にスマートフォンや、バッグ・タブレットケースの磁石式留め具は、時計と密着する機会が多いため要注意です。うっかり隣に置いてしまうだけで、磁気帯びの原因になることがあります。
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大切なロレックスを磁気から守るための対策

では、どうすれば大切なロレックスを磁気から守れるのでしょうか。対策はとてもシンプルです。

対策① とにかく磁気製品に「近づけない」

最も効果的で基本的な対策は、磁気を発するものから時計を遠ざけることです。

時計を外して保管する際は、スマートフォンやパソコン、テレビなどの家電製品から最低でも10cm以上離れた場所に置くように心がけましょう。これだけで、磁気帯びのリスクを大幅に減らすことができます。

対策② もし磁気帯びしてしまったら「脱磁」する

もし磁気帯びが疑われる場合は、「脱磁(だつじ)」または「磁気抜き」という作業が必要です。

  • 時計修理店に依頼する: 最も安全で確実な方法です。多くの修理店には専用の「脱磁器」があり、数分で作業は完了します。費用も比較的安価な場合が多いです。国家資格を持つ「時計修理技能士」がいるお店に依頼するとより安心でしょう。
  • 市販の磁気抜き器を使う: ご自身で脱磁を行う方法もあります。ただし、使い方を誤るとかえって磁気を強めてしまう可能性もあるため、説明書をよく読んで慎重に作業する必要があります。
高価なロレックスだからこそ、少しでも不安な場合は無理せずプロに任せることを強くおすすめします。オーバーホールを依頼する際に、一緒に磁気抜きのチェックをお願いするのも良い方法です。
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ロレックスの耐磁性に関するQ&A

Macbookに腕時計を置いたまま仕事をしても大丈夫ですか?
ロレックスに限らず、機械式時計をノートPCのスピーカー部分や磁石が使われている部分に長時間密着させるのは避けた方が賢明です。作業中に腕を置く程度であればすぐに影響が出ることは稀ですが、日常的に続けると磁気帯びのリスクは高まります。少し意識して離すようにすると安心ですね。
クォーツ式のロレックスも磁気帯びしますか?
はい、可能性はあります。クォーツ式時計は機械式に比べて部品点数が少ないですが、モーターなどで磁力を使って針を動かしているため、強い磁気の影響で歯車の動きが乱れ、時刻がずれることがあります。ロレックスにも過去には「オイスタークォーツ」などのモデルが存在しました。
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まとめ:ロレックスは耐磁性も信頼できる最高のパートナー

今回は、ロレックスの耐磁性について詳しく解説しました。

  • ロレックスは標準で高い耐磁性能を持っている。
  • 日常生活では過度な心配は不要だが、スマホやバッグの磁石には注意。
  • より強い磁気が心配な環境なら、圧倒的な性能を誇る「ミルガウス」という選択肢もあった。
  • 磁気帯びしてしまっても、「脱磁」すれば元に戻るので慌てなくて大丈夫。

ロレックスは、精度や防水性だけでなく、現代生活に不可欠な「耐磁性」においても卓越した時計であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

正しい知識を持って少しだけ注意を払えば、ロレックスはあなたの腕で正確に時を刻み続ける、最高のパートナーになってくれます。これからも安心して、素晴らしいロレックスライフをお楽しみください。

あなたのロレックスと磁気にまつわるエピソード(「こんなもので磁気帯びしてしまった!」など)も、ぜひ下のコメント欄で教えてください!

【執筆・監修者】
秒針のささやき編集部

多数の専門家とともに時計にまつわるお役立ち情報を幅広く発信中。
情報の正確性と中立性を最優先に、読者が安心して参考にできるコンテンツ制作を心掛けています。

※記事の執筆には可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっている可能性もあります。重要な情報は再確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。
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