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ロレックスの軍用時計はどこで買える?購入ガイド&注意点

ロレックスの軍用時計はどこで買える?購入ガイド&注意点 ロレックス

「軍用時計に興味があるけど、特にロレックスのミリタリーウォッチってどこで手に入るんだろう?」
「古着が好きで、ファッションに合うヴィンテージの軍用時計を探しているけど、何から調べればいいかわからない…」

そんな憧れと疑問をお持ちではありませんか?ロレックスといえば高級腕時計の代名詞ですが、実は過酷な戦場で兵士たちを支えた「軍用時計」としての歴史も持っています。その無骨で機能美あふれるデザインは、多くの時計ファンやファッション好きを魅了してやみません。

しかし、いざ探してみると「どこに売っているのか」「偽物も多そう…」といった壁にぶつかりますよね。この記事では、そんなあなたの悩みを解決するために、ロレックスの軍用時計がどこで買えるのか、そして購入時の注意点までを徹底解説します。歴史に裏打ちされた本物の一本を見つける旅へ、一緒に出かけましょう。

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そもそもロレックスの軍用時計とは?

まずはじめに、「軍用ロレックス」がどのようなものか見ていきましょう。今でこそラグジュアリーブランドのイメージが強いロレックスですが、20世紀には各国の軍隊に時計を供給していました。その特徴は、なんといっても実用性と堅牢性を極限まで追求している点です。代表的なモデルをいくつかご紹介します。

英国軍モデル:サブマリーナ Ref.5513/5517

軍用ロレックスの中で最も有名と言っても過言ではないのが、英国軍に供給されたサブマリーナ、通称「ミリサブ」です。特にRef.5517は、英国国防省の特注で作られたモデル。時計本体からベルトを固定するバネ棒が外れるのを防ぐため、ケースと一体型に溶接されているのが最大の特徴です。引き通し式のNATOベルトとの組み合わせは、まさに質実剛健なミリタリーウォッチの象徴です。

UAE空軍モデル:オイスターデイト Ref.6694

中東の軍隊向けに作られた特注モデルも存在します。中でもUAE(アラブ首長国連邦)空軍に供給されたオイスターデイト Ref.6694は有名です。文字盤にUAE空軍の紋章が入っているのが特徴で、アラビア語の表記とロレックスのロゴが組み合わさった独特のデザインがコレクター心をくすぐります。ミリタリー感とエキゾチックな雰囲気が融合した魅力的な一本です。

ベトナム戦争 士官支給モデル

ベトナム戦争では、ロレックスは主に士官への支給品として限定的に使用されました。当時、ロレックスは高級路線でアメリカ市場に進出していたため、「戦場で使われる時計」というイメージを避けたかった背景があります。そのため流通量は少なく、さらに本物かどうかの鑑定が非常に難しいモデルとしても知られています。

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ロレックスの軍用時計はどこで買える?主な購入場所3選

では、本題の「どこで買えるのか?」についてです。これらの希少な時計は、一般的な時計店で見かけることはまずありません。探すべき場所は主に以下の3つです。

1. アンティーク時計専門店

最も信頼性が高く、有力な購入場所がアンティーク時計やヴィンテージウォッチを専門に扱うお店です。こうした専門店は、独自のネットワークで希少なモデルを仕入れており、専門知識を持ったスタッフが真贋や状態をチェックしています。まずは、専門店の公式サイトをこまめにチェックすることから始めるのがおすすめです。在庫があれば、詳細な写真や説明が掲載されています。

2. ミリタリーサープラスショップ(米軍放出品店)

軍の放出品を扱うミリタリーショップでも、稀にアンティークの軍用時計が見つかることがあります。ウェアや装備品の中に、ぽつんと置かれているのを発見する楽しみがあります。ただし、時計を専門としているわけではないため、見つけるには運と根気が必要です。宝探し感覚で訪れてみるのはいかがでしょうか。

3. オンラインマーケットプレイス・オークション

国内外のオークションサイトや個人売買のプラットフォームでも、軍用ロレックスが出品されることがあります。思わぬ掘り出し物に出会える可能性がある一方で、最も注意が必要な購入方法でもあります。

オンラインでの個人間取引は、写真だけでは判断できない部分が多く、偽物や状態の悪いものを購入してしまうリスクが非常に高いです。特に軍用時計は巧妙なコピー品も多いため、初心者が手を出すのは慎重になるべきでしょう。
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軍用時計を購入する際の3つの注意点

憧れの軍用時計を手に入れるために、知っておくべき注意点があります。後悔しないために、以下の3つのポイントを必ず押さえておきましょう。

1. 偽物(コピー品)のリスクを理解する

繰り返しになりますが、軍用時計、特にロレックスのような人気モデルには偽物がつきものです。ベトナム戦争モデルのように、専門家でも鑑定が難しいものが存在します。購入する際は、信頼できる販売店を選ぶことが最も重要です。保証書の発行や、アフターサービスがしっかりしているお店を選びましょう。

2. 予算感を把握する

ヴィンテージの軍用ロレックスは、歴史的価値と希少性から非常に高価です。モデルにもよりますが、数百万円から、状態の良いものでは1,000万円を超えることも珍しくありません。学生の方や初めての一本を考えている方にとっては、少しハードルが高いかもしれません。まずは専門店のサイトなどで価格をリサーチし、現実的な予算感を掴むことが大切です。

3. 状態(コンディション)を必ず確認する

軍用時計は実際に過酷な環境で使用されてきたものです。そのため、部品が交換されていたり、修理が重ねられていたりすることがよくあります。文字盤や針が後年のものに交換されている(リダン)場合もあります。完全にオリジナルの状態を保っている個体は非常に少なく、その分価値も高くなります。どこまでオリジナルにこだわるか、どの程度の経年変化を「味」として許容できるかを自分の中で決めておくと良いでしょう。

軍用時計の世界には、第二次世界大戦中に英国軍に時計を供給した12のメーカー、通称「ダーティ・ダース」が存在します。IWCやオメガ、ロンジンといった有名ブランドが含まれており、これらはロレックスよりは比較的手に入れやすい価格帯のモデルもあります。軍用時計の入門として、こうしたブランドから探してみるのも一つの手です。
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軍用ロレックスに関するQ&A

軍用ロレックスはなぜこんなに高いのですか?
主に「希少性」「歴史的価値」が理由です。軍に正式採用された個体は生産数が限られており、現存するものはさらに少なくなります。また、実際に戦場で使われたというストーリーや、通常のモデルにはない特別な仕様(ミリサブの固定式バネ棒など)が、コレクターからの高い評価に繋がり、価格を押し上げています。
初心者におすすめの軍用時計はありますか?
もしロレックスにこだわらないのであれば、ハミルトンやタイメックスといったアメリカのブランドは、軍用時計の歴史も深く、比較的手頃な価格で見つけることができます。また、先ほどご紹介した「ダーティ・ダース」のメーカー(レコード、ティモール、ビューレンなど)も、本格的ながら探しやすいモデルとしておすすめです。
「ミリサブ」とは何ですか?
「ミリタリー・サブマリーナ」の略称です。英国国防省がロレックスに特注したサブマリーナ(Ref.5513やRef.5517)のことを指します。特殊な仕様と希少性から、軍用ロレックスの中でも特に人気が高く、コレクター垂涎の的となっています。
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まとめ:本物の価値を知り、信頼できる場所で探そう

今回は、ロレックスの軍用時計がどこで買えるのか、そして購入時の注意点について解説しました。

  • 購入場所はアンティーク時計専門店が最も信頼できる
  • ミリタリーショップやオンラインは注意が必要
  • 偽物や価格、コンディションをしっかり見極めることが重要

軍用ロレックスは、単なる時計を超えた歴史の証人です。その一本一本が持つストーリーに思いを馳せるのは、オーナーだけに許された特権と言えるでしょう。価格は決して安くありませんが、それに見合うだけの価値と満足感が得られるはずです。

まずは信頼できる専門店のウェブサイトを眺めるところから、あなただけの一本を探す旅を始めてみてはいかがでしょうか。その無骨な輝きは、きっとあなたの腕元で特別な存在感を放ってくれるでしょう。

あなたの軍用時計にまつわる経験もぜひ教えてください! コメント欄でお待ちしています。

【執筆・監修者】
秒針のささやき編集部

多数の専門家とともに時計にまつわるお役立ち情報を幅広く発信中。
情報の正確性と中立性を最優先に、読者が安心して参考にできるコンテンツ制作を心掛けています。

※記事の執筆には可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっている可能性もあります。重要な情報は再確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。
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