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秒針が動かない?ロレックス デイトナの仕様と原因を解説

秒針が動かない?ロレックス デイトナの仕様と原因を解説 ロレックス
出典:ロレックス

高級腕時計の代名詞でもあるロレックス。その中でも特に人気の高い「デイトナ」を手に入れて、ふと文字盤を見たとき、「あれ?中央の秒針が動いていない…」と焦った経験はありませんか?
高価な時計なだけに、「もしかして故障?」と不安になりますよね。

しかし、その症状、実は故障ではない可能性が高いです。

この記事では、「ロレックス デイトナの秒針が動かない」という疑問の真相から、本当に故障してしまった場合の原因と対処法まで、詳しく解説します。この記事を読めば、あなたのデイトナへの理解が深まり、安心して使い続けることができるようになります。

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ロレックス デイトナの秒針が動かないのは故障じゃない?

多くの方が「秒針」だと思っているデイトナの中央にある長い針。これが動かないからといって、慌てる必要はありません。まずはデイトナ特有の機能について理解しましょう。

結論:中央の長い針は「クロノグラフ秒針」です

結論から言うと、デイトナの中央に配置されている長い針は、ストップウォッチ機能(クロノグラフ)のための秒針です。

クロノグラフは、ケースサイドにあるプッシュボタンを押すことでスタート・ストップさせる機能です。そのため、通常は12時の位置で停止しているのが正常な状態なのです。これを秒針として常に動かしている方もいますが、時計に負担をかける可能性があるためおすすめできません。

本当の秒針は「スモールセコンド」

では、本当の秒針はどこにあるのでしょうか?
文字盤をよく見ると、小さな円(インダイヤル)が3つありますよね。このうちの1つが、通常の時間を刻むための秒針、通称「スモールセコンド」です。

  • 現行モデル(Ref.116520など):6時位置のインダイヤル
  • 旧型モデル(Ref.16520など):9時位置のインダイヤル

このスモールセコンドが動いていれば、あなたのデイトナは正常に時を刻んでいます。まずは、この小さな秒針が動いているかを確認してみてください。

クロノグラフの連続使用は避けるのが無難
中央のクロノグラフ秒針を、通常の秒針代わりとして常に動かし続けると、ムーブメントに余計な負荷がかかり、部品の摩耗を早めてしまう可能性があります。ストップウォッチ機能は、必要なときだけ使用するようにしましょう。
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【要注意】本当にロレックスが故障している3つのケース

「スモールセコンドも動いていない…」
「時計が完全に止まってしまった…」
このような場合は、残念ながら何らかの不具合が発生している可能性が高いです。本当に故障が疑われる代表的なケースを3つご紹介します。

1. スモールセコンド(本物の秒針)が動かない

最も分かりやすい故障のサインです。デイトナの場合、6時位置(または9時位置)のスモールセコンドが完全に停止している場合は、ムーブメント内部に問題が起きていると考えられます。

2. 時間がずれる、または完全に止まっている

スモールセコンドだけでなく、時針や分針も止まっている状態です。ゼンマイを巻いても動かない、あるいはすぐに時間が大きくずれてしまう場合も、修理が必要なサインです。

3. リューズを巻いても手応えがない

自動巻きのロレックスですが、止まってしまった場合はリューズを回してゼンマイを巻き上げます。このとき、巻き上げている感触(少し抵抗がある感じ)が全くなく、空回りしているような場合は、動力源であるゼンマイが切れている可能性があります。

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ロレックスの秒針が動かなくなる主な原因

では、なぜロレックスは故障してしまうのでしょうか。考えられる主な原因を「内部」と「外部」の要因に分けて見ていきましょう。

内部ムーブメントの問題

  • ゼンマイ切れ:長年の使用による金属疲労や、ゼンマイの巻き過ぎによって動力源であるゼンマイが切れてしまうことがあります。
  • 磁気帯び:スマホやパソコンなど、強い磁気を発する製品の近くに置くことで、内部の部品が磁化してしまう現象です。精度が狂ったり、止まったりする原因になります。
  • 潤滑油の劣化・汚れ:長期間オーバーホール(分解掃除)をしていないと、内部の潤滑油が劣化したり、ホコリが溜まったりして部品の動きを妨げます。

外部からの影響

  • 内部への浸水:リューズの閉め忘れや、着用したまま温泉に入るなど、誤った使い方をすると内部に水が浸入し、サビや故障の原因となります。
  • 強い衝撃:時計を落とすなどの強い衝撃が加わると、内部の精密な部品が破損してしまうことがあります。
定期的なオーバーホールが愛機を長持ちさせる秘訣
ロレックス社は10年に一度のオーバーホールを推奨しています。たとえ問題なく動いていても、内部の潤滑油は劣化していきます。大切なロレックスを長く使い続けるために、定期的なメンテナンスを心がけましょう。
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ロレックスの修理、どこに頼むべき?

万が一、ロレックスが故障してしまった場合、修理の依頼先は大きく分けて2つあります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分に合った依頼先を選びましょう。

依頼先 メリット デメリット
ロレックス正規店 ・専門技術者による修理で安心
・必ず純正部品を使用
・2年間の修理保証がつく
・費用が割高になる傾向
・納期が1~2ヶ月以上かかることも
民間の時計修理業者 ・正規店より費用を抑えられる
・納期が比較的短い
・非純正部品が使われる可能性
・一度民間業者で修理すると、以降ロレックス正規店で修理を断られる場合がある

資産価値や絶対的な安心感を重視するなら正規店、費用やスピードを重視するなら信頼できる民間業者を選ぶと良いでしょう。民間業者に依頼する場合は、純正部品での修理に対応しているか事前に確認することをおすすめします。

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よくある質問(Q&A)

Q. デイトナの長い針(クロノグラフ秒針)はどうやって動かすの?

A. ケースの右上にあるプッシュボタン(スタート/ストップボタン)を押すと動き出し、もう一度押すと止まります。リセットする際は、右下のプッシュボタンを押すと12時位置に戻ります。なお、これらのボタンはねじ込み式になっているため、操作する前に反時計回りに回してロックを解除する必要があります。使い終わったら必ず締め直しましょう。

Q. ロレックスの修理費用の相場は?

A. 故障の内容やモデルによって大きく異なりますが、オーバーホール(分解掃除)だけでも正規店で10万円前後からが目安となります。部品交換が必要な場合はさらに高額になります。まずは見積もりを取ることをおすすめします。

Q. 日付変更してはいけない時間帯があるって本当?

A. はい、一部の機械式時計には、日付変更のメカニズムが作動している「午後8時~午前4時頃」に手動で日付を変更すると故障の原因になるモデルがあります。ただし、デイトナには日付表示機能がないため、この心配は不要です。

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まとめ:デイトナを正しく理解し、長く愛用しよう

今回は、「ロレックス デイトナの秒針が動かない」という疑問について解説しました。

  • デイトナの中央の長い針はストップウォッチ用の「クロノグラフ秒針」で、普段は止まっているのが正常。
  • 本物の秒針は6時位置(旧型は9時位置)にある「スモールセコンド」
  • スモールセコンドが止まっていたら故障のサイン。速やかに修理を検討しましょう。

ロレックス デイトナは、その機能とデザインで世界中の人々を魅了する素晴らしい腕時計です。正しい知識を持つことで、余計な不安なく、その魅力を存分に味わうことができます。

定期的なメンテナンスを欠かさず、あなたのデイトナを末永く大切にしてくださいね。

あなたのデイトナは元気に動いていますか?修理の経験談などがあれば、ぜひコメントで教えてください。

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【執筆・監修者】
秒針のささやき編集部

多数の専門家とともに時計にまつわるお役立ち情報を幅広く発信中。
情報の正確性と中立性を最優先に、読者が安心して参考にできるコンテンツ制作を心掛けています。

※記事の執筆には可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっている可能性もあります。重要な情報は再確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。
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