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ロレックスの原価は?定価が高い5つの理由を徹底解説!

ロレックスの原価は?定価が高い5つの理由を徹底解説! ロレックス
出典:ロレックス

世界中の人々を魅了する高級腕時計、ロレックス。その輝きとステータス性は、多くの人にとって憧れの的ですよね。
しかし、数百万円、時には一千万円を超えるモデルもあるロレックスを見て、「一体、原価はいくらなんだろう?」「なぜこんなに高額になるの?」と疑問に思ったことはありませんか?

この記事では、そんな誰もが気になるロレックスの原価の謎に迫ります。さらに、なぜロレックスの定価がこれほど高額になるのか、その理由を5つのポイントから徹底的に解説します。

読み終わる頃には、ロレックスの価格に対する見方が変わり、その真の価値に納得できるはずです。

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ロレックスの原価はいくら?

早速、核心に迫りたいところですが、まず知っておくべき重要な事実があります。

原価は公式には非公開

結論から言うと、ロレックスは自社製品の原価を一切公開していません。これはロレックスに限らず、多くの高級ブランドに共通する姿勢です。
そのため、正確な原価を「〇〇円です」と断定することは誰にもできません。

高級時計の原価率から推測すると?

正確な金額は不明ですが、一般的な高級機械式腕時計の原価率から推測することは可能です。

業界では、高級時計の原価率は定価の15%前後と言われています。

例えば、定価が約119万円のモデルがあったとします。この場合、原価を計算すると以下のようになります。

119万円(定価)× 15% = 約17万8,500円

もちろん、これはあくまで一般的な数値に基づいた推測です。しかし、定価と比べると原価はかなり低い可能性があることがわかりますよね。

「原価が低いなら、残りは全て利益?」と思うかもしれませんが、それは違います。時計本体の製造コスト以外にも、ブランドイメージを維持するための広告費、開発研究費、人件費、運送費、アフターサービス費用など、莫大なコストがかかっています。
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なぜロレックスの定価は高いの?原価以外の5つの価値

では、なぜロレックスの定価はこれほど高額に設定されているのでしょうか。その理由は、単なる製造コストだけでは語れない「付加価値」にあります。ここでは、その価値を5つの理由から解き明かしていきます。

理由1:圧倒的なブランド価値と信頼性

「高級時計といえばロレックス」と誰もが口を揃えるほど、そのネームバリューは絶大です。
このブランド価値は、100年以上にわたる歴史の中で、常に最高品質を追求し続けてきた結果です。エベレスト登頂やマリアナ海溝への潜水など、過酷な環境での挑戦を支えてきた実績が、その信頼性を物語っています。

ロレックスを所有することは、単に時間を確認する道具を持つのではなく、「成功者の証」というステータスを手に入れることと同義なのです。この揺るぎないブランド価値が、価格に大きく反映されています。

理由2:最高品質の素材と高性能な部品へのこだわり

ロレックスは、時計に使用する素材を一切妥協しません。

  • ステンレススチール:一般の高級時計が使う316Lよりさらに耐蝕性・耐久性に優れた「904Lスチール」という最高級素材を自社で製造・使用しています。
  • ゴールド:独自開発した、変色に強いピンクゴールド「エバーローズゴールド」など、素材開発にも余念がありません。
  • ムーブメント:時計の心臓部であるムーブメントも自社で一貫製造。すべての時計が高精度の証である「高精度クロノメーター」基準をクリアしています。

針やインデックスといった細かなパーツにまでゴールドを使用するなど、見えない部分にも徹底的にこだわる姿勢が、時計全体の品質と価値を高めているのです。

理由3:熟練職人による手作業と少ない生産数

ロレックスの時計は、最新鋭の機械と熟練した職人の手作業を組み合わせて作られています。
特に、組み立てや最終調整といった重要な工程は、一つひとつ職人の手によって丁寧に行われます。そのため、大量生産ができず、年間生産本数には限りがあります。

世界中からの絶大な需要に対して供給数が少ないため、希少価値が生まれ、価格が高騰する一因となっています。

理由4:時計製造の全工程を自社で行う「マニュファクチュール」

ロレックスは、ムーブメントからケース、ブレスレットに至るまで、時計製造のほぼすべての工程を自社で一貫して行う「マニュファクチュール」です。
潤滑油のような細かなものまで自社開発するという徹底ぶり。これにより、すべての部品の品質を完璧にコントロールし、最高水準の腕時計を生み出すことが可能になります。

しかし、自社で開発・製造ラインを維持するには莫大なコストがかかります。そのコストが、結果として製品価格に反映されているのです。

マニュファクチュールとは?
フランス語で「製造工場」を意味する言葉。時計業界では、ムーブメント(時計を動かす機械)を自社で一貫して製造できるメーカーを指す敬称として使われます。技術力と資本力が必要なため、真のマニュファクチュールはごく少数です。

理由5:充実したアフターサービス保証

ロレックスは、販売して終わりではありません。購入後も安心して長く使えるよう、非常に手厚いアフターサービスを提供しています。
保証書がなくても、本物のロレックスであれば世界中のサービスセンターで修理やメンテナンス(オーバーホール)が受けられます。

熟練の時計技師が責任を持って時計を最高の状態に保ってくれるという安心感。この生涯にわたるサポート体制も、ロレックスの価値の一部なのです。

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原価以上に注目すべき!ロレックスの資産価値

ロレックスの価値を語る上で、忘れてはならないのがその「資産価値」の高さです。

リセールバリューが高く「買う時より高く売れる」ことも

一般的な商品は、購入した瞬間から価値が下がっていきますよね。しかし、ロレックスは違います。
需要が供給を常に上回っているため、中古市場でも価格が下がりにくいのが特徴です。特に人気のモデルは、購入時の定価よりも高い価格で取引される「プレミア化」が起こることも珍しくありません。

例えば、人気の「デイトナ」は、定価が約160万円であるのに対し、中古価格が500万円を超えたこともあり、大きな話題となりました。

資産価値が高いモデルの傾向は?

特に資産価値が高くなりやすいモデルには、以下のような傾向があります。

  • スポーツモデル(プロフェッショナルモデル):デイトナ、サブマリーナー、GMTマスターⅡなど、実用性が高くデザイン性にも優れたモデルは、常に高い人気を誇ります。
  • ディスコンモデル(生産終了モデル):生産が終了すると、新品では手に入らなくなるため希少価値が高まります。時間が経つにつれて価格が上昇する可能性があります。

このように、ロレックスは時を超えて価値を保ち続ける、非常に優れた投資対象とも言えるのです。

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ロレックスの原価に関するよくある質問(Q&A)

ロレックスの原価は本当に定価の15%程度なのですか?

これはあくまで業界の一般的な数値から導き出した推測値です。ロレックスは使用する素材や開発にかけるコストが他のブランドとは一線を画すため、実際の原価率はモデルによって大きく異なると考えられます。公式な発表がないため、正確な数字は不明です。

素材によって原価は大きく変わりますか?

はい、大きく変わります。ステンレススチールモデルに比べ、ゴールドやプラチナといった貴金属をふんだんに使用したモデルは、素材自体の価値が高いため、必然的に原価も高くなります。

デイトナの原価はいくらくらいですか?

これも非公開ですが、単純な材料費やムーブメントの製造費だけで見れば、定価の10分の1以下かもしれません。しかし、デイトナが持つブランド価値、開発に費やされた時間とコスト、そして圧倒的な需要を考えると、製造原価だけでその価値を測ることはできません。市場でのプレミア価格が、その価値を物語っています。

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まとめ:ロレックスの価値は原価では測れない

今回は、ロレックスの原価と、定価が高額な理由について詳しく解説しました。

  • ロレックスの原価は非公開だが、一般的には定価の15%前後と推測される。
  • 定価が高いのは、製造コストだけでなく、以下の5つの付加価値があるから。
    1. 圧倒的なブランド価値と信頼性
    2. 最高品質の素材と高性能な部品
    3. 熟練職人による手作業と少ない生産数
    4. すべてを自社で行うマニュファクチュール体制
    5. 充実したアフターサービス
  • 原価以上に、資産価値(リセールバリュー)の高さがロレックスの大きな魅力。

ロレックスの価格は、単なる「モノの値段」ではなく、その背景にある歴史、技術、哲学、そして未来にわたる安心感やステータス性すべてを含んだ「価値の対価」と言えるでしょう。
正規店での購入は困難な状況が続いていますが、信頼できる中古販売店などで、あなただけの一本を探してみるのも素晴らしい体験になるはずです。

この記事が、あなたのロレックスに対する理解を深める一助となれば幸いです。
あなたがロレックスについて思うこと、あなたの経験もぜひコメントで教えてくださいね!

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【執筆・監修者】
秒針のささやき編集部

多数の専門家とともに時計にまつわるお役立ち情報を幅広く発信中。
情報の正確性と中立性を最優先に、読者が安心して参考にできるコンテンツ制作を心掛けています。

※記事の執筆には可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっている可能性もあります。重要な情報は再確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。
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