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ロレックスのリューズが引き出せない!3つの原因と対処法

ロレックスのリューズが引き出せない!3つの原因と対処法 ロレックス
出典:ロレックス

愛用のロレックスの時間を合わせようとしたら、「あれ?リューズが固くて引き出せない…」と焦った経験はありませんか?

いつもはスムーズに操作できるのに、力を入れても動かないと「もしかして故障かも?」と不安になりますよね。リューズは時計の心臓部ともいえるムーブメントに繋がる重要なパーツですから、無理に扱うのは避けたいところです。

そこでこの記事では、ロレックスのリューズが引き出せない主な原因から、ご自身でできる簡単な対処法、そして修理が必要な場合の相談先まで、分かりやすく徹底解説します。

この記事を読めば、焦らず落ち着いて、あなたのロレックスに最適な対応がきっと見つかりますよ。

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ロレックスのリューズが引き出せないのはなぜ?考えられる主な3つの原因

まずは落ち着いて、なぜリューズが引き出せないのか原因を探ることが大切です。考えられる主な原因は、以下の3つです。

原因1:歯車の噛み合わせが悪い

最もよくあるのが、この「歯車の噛み合わせ」によるものです。時計内部の歯車がたまたま特定のポジションにあるとき、リューズがスムーズに引き出せないことがあります。

これはロレックスの精密な構造上、起こりうること。決して故障ではありませんので、まずは安心してくださいね。

原因2:リューズや内部の汚れ・サビ

長年愛用していると、リューズとケースの隙間に汗やホコリといった目に見えない汚れが蓄積していきます。この汚れが固着して、リューズの動きを妨げている可能性があります。

また、内部に湿気が入り込むことで、パーツにサビが発生し、動きが固くなることも考えられます。

原因3:内部パーツの劣化や油切れ

ロレックスも精密機械ですから、定期的なメンテナンスは欠かせません。前回のオーバーホールから長期間が経過している場合、内部の潤滑油が切れてパーツ同士の摩擦が大きくなっている可能性があります。

また、「オシドリ」と呼ばれるリューズを固定する部品が摩耗・破損しているなど、内部パーツの劣化が原因となっているケースもあります。

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故障?と焦る前に!自分でできる簡単な対処法

「もしかして故障かも…」と修理に出す前に、ご自身で試せる簡単な対処法があります。ただし、少しでも不安を感じたら無理は禁物ですよ。

対処法1:リューズを少し回してみる

原因が「歯車の噛み合わせ」の場合、この方法で解決することがほとんどです。

リューズを時計回り、もしくは反時計回りに本当に少しだけ回転させてみてください。歯車の位置がわずかにズレることで、さっきまでの固さが嘘のように、スッと引き出せる場合があります。まず最初に試してほしい、最も簡単で効果的な方法です。

ねじ込み式リューズの場合、まずは手前に回してロックを解除してから操作してください。ロックが解除されていない状態で引っ張っても引き出せません。

対処法2:リューズ周りを優しく清掃する

汚れが原因と思われる場合は、リューズ周りの清掃も有効です。柔らかく乾いた布や、毛先の柔らかいブラシ(歯ブラシなど)を使って、リューズとケースの隙間を優しく掃除してみてください。

ただし、内部にゴミを押し込まないよう、慎重に行いましょう。

それでもダメなら無理に引っ張らないで!

上記の対処法を試してもリューズが引き出せない場合、無理に力を加えるのは絶対にやめましょう。

強い力で引っ張ると、リューズの軸である「巻真(まきしん)」が折れたり、内部のパーツを破損させたりと、症状をさらに悪化させてしまう危険性があります。

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これは故障のサインかも?修理を検討すべき症状

リューズが引き出せないだけでなく、以下のような症状が見られる場合は、内部で何らかのトラブルが起きている可能性が高いです。早めに専門家へ相談することをおすすめします。

  • リューズを引っ張ったら、抜けてしまった
  • リューズは回るが、針が動かず空回りしている
  • 以前あった引き出す時の「カチッ」という感触(引っ掛かり)がなくなった
  • リューズを閉めるときに「シャリシャリ」と砂を噛むような異音がする
  • リューズの操作で針が逆回転したり、日付がうまく変わらない
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リューズ修理の相談先はどこがいい?

大切なロレックスを預ける修理先は、慎重に選びたいですよね。主な相談先は「日本ロレックス(正規サービスセンター)」と「腕時計修理専門店」の2つです。それぞれの特徴を見ていきましょう。

日本ロレックス(正規サービスセンター)

メーカーによる正規の修理サービスです。最大のメリットは、何といってもその安心感と技術力の高さでしょう。純正パーツのみを使用し、メーカー基準の厳しい品質チェックを経て修理が行われます。

一方で、修理費用は高額になる傾向があり、納期も数ヶ月かかる場合があります。

保証書がなかったり、他人から譲り受けたりしたロレックスでも、正規品であれば問題なく修理を受け付けてくれますよ。

信頼できる腕時計修理専門店

街にある、ロレックスの修理実績が豊富な専門店に依頼する方法です。正規店よりも費用を抑えられたり、納期が早かったりするメリットがあります。

ただし、お店によって技術力に差があるため、慎重な店選びが重要です。「長年営業しているか」「ロレックスの修理実績は豊富か」「保証制度はあるか」などを事前にチェックすると良いでしょう。

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ロレックスのリューズに関するよくある質問(Q&A)

リューズが固いのは買ったばかりだからですか?

はい、新品のロレックスは各部のパーツがまだ馴染んでおらず、動きが固いことがあります。しばらく使用することで解消されることが多いですが、あまりにも固くて引き出せない場合は、初期不良の可能性も考えられますので、一度購入店に相談してみることをおすすめします。

リューズを閉めたとき、王冠マークが上を向きません。故障ですか?

いいえ、それは故障ではありません。リューズを締めたときに王冠マークがどの方向を向くかは、個体差によるものであり、性能に全く問題はありませんのでご安心ください。

そもそも、どのくらいの頻度でオーバーホールすれば良いのでしょうか?

ロレックスでは、一般的に4〜5年に一度のオーバーホール(分解掃除)が推奨されています。定期的なメンテナンスを行うことで、油切れやパーツの摩耗を防ぎ、今回のようなリューズトラブルをはじめとする様々な故障を未然に防ぐことができます。

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まとめ:リューズのトラブルは焦らず、優しく、慎重に

今回は、ロレックスのリューズが引き出せない原因と対処法について解説しました。

まず試すことは「リューズを少し回してみる」こと。 これだけで解決する場合も多いので、焦らず試してみてください。それでも改善しない場合は、内部パーツの劣化なども考えられます。無理に力を加えず、大切な時計のためにも、早めに専門家へ相談しましょう。

定期的なメンテナンスを心がけることで、ロレックスは生涯のパートナーとなってくれます。これからも正しく、そして丁寧な扱いで、素敵なロレックスライフを楽しんでくださいね。

あなたのロレックスは大丈夫でしたか?もし同じような経験があれば、ぜひコメントで教えてくださいね。

参考文献

【執筆・監修者】
秒針のささやき編集部

多数の専門家とともに時計にまつわるお役立ち情報を幅広く発信中。
情報の正確性と中立性を最優先に、読者が安心して参考にできるコンテンツ制作を心掛けています。

※記事の執筆には可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっている可能性もあります。重要な情報は再確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。
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