PR
オメガ

オメガ×スウォッチの秒針が動かない原因と5つの対処法

オメガ×スウォッチの秒針が動かない原因と5つの対処法 オメガ
出典:Swatch

愛用のオメガスウォッチ、ふと見ると中央の長い秒針がピタリと止まっている…。「え、もしかして故障?」と、焦ってしまいますよね。その気持ち、とてもよく分かります。

でも、安心してください。その症状、実は故障ではない可能性が非常に高いです。

この記事では、オメガスウォッチの秒針が動かないときに考えられる主な原因から、誰でもすぐに試せる簡単な対処法、そして知っておくと安心なメンテナンスの知識まで、あなたの不安を「なるほど!」に変える情報を徹底的に解説していきます。

広告

【結論】オメガスウォッチの秒針が動かない一番の理由は「仕様」です

「秒針が動かない!」と慌てる原因のほとんどは、時計の仕様(特にクロノグラフ機能)の誤解から来ています。まず、ご自身の時計が故障かどうか判断するために、以下の2点を確認してみましょう。

普段動いている「本当の秒針」はどこ?

まず文字盤をよく見てください。スピードマスターなどのクロノグラフモデルでは、中央にある一番長い針はストップウォッチ用の針(クロノグラフ秒針)です。
そのため、ストップウォッチ機能を使っていないときは、12時の位置で止まっているのが正常な状態なのです。

では、普段の「秒」を刻んでいる針はどこにあるのでしょうか?それは、文字盤にある小さな円(インダイヤル)の中にあります。この小さな針が動いていれば、時計の時間は正常に動いていますのでご安心ください。

これを「スモールセコンド」と呼びます。時計の時間が正常に進んでいるかを確認する際は、まずこのスモールセコンドが動いているかをチェックするのがポイントです。

【簡単操作】止まっている長い針(クロノグラフ秒針)の動かし方

では、中央の長い針を動かすにはどうすればいいのでしょうか?これはストップウォッチ機能なので、以下の操作で動かすことができます。

  1. スタート:時計の側面、リューズ(時間を合わせるネジ)の上にあるボタンを1回押します。すると、止まっていた長い針が動き始めます。
  2. ストップ:もう一度、同じボタンを押すと針が停止します。
  3. リセット:リューズの下にあるボタンを押すと、針がゼロ(12時の位置)に戻ります。

いかがでしょうか?これで長年の疑問が解決した方も多いかもしれませんね。

広告

それでも動かない…考えられる4つの原因と対処法

「操作方法は分かったけど、やっぱり動かない」「スモールセコンドも止まっている」という場合、他の原因が考えられます。考えられる主な原因を4つ見ていきましょう。

原因1:電池切れ(クォーツモデルの場合)

お使いのモデルが電池で動くクォーツ式の場合、単純に電池が切れている可能性があります。時計の動きが遅れたり、完全に止まってしまった場合は、まず電池切れを疑いましょう。

対処法:電池を交換する必要があります。オメガの時計に使われる電池は「レナタ394」や互換性のある「SR936SW」が一般的です。自分で交換することも可能ですが、裏蓋を傷つけるリスクや、内部のゴミ混入の恐れもあるため、自信がない場合は専門店にお願いするのが安心です。

なんと、オメガの直営ブティックに持ち込むと、無料で電池交換をしてもらえるサービスがあります(※モデルや店舗の状況による場合があります)。大切な時計ですから、プロにお任せするのがおすすめです。

原因2:メンテナンス不足による内部の問題

特に機械式の時計で長期間使っていなかった場合、内部の潤滑油が固まったり、劣化したりしてパーツの動きを妨げていることがあります。機械式時計は、3〜5年に一度のオーバーホール(分解清掃)が推奨されています。

対処法:この場合は専門家によるメンテナンスが必要です。正規店や信頼できる時計修理店に相談し、オーバーホールを依頼しましょう。

原因3:外部からの衝撃や落下

時計を落としたり、どこかに強くぶつけたりした記憶はありませんか?オメガの時計は頑丈ですが、精密機械であることに変わりはありません。強い衝撃によって、内部の歯車がずれたり、パーツが破損したりすることがあります。

対処法:すぐに使用を中止し、修理店で点検してもらいましょう。

見た目に傷がなくても、内部で深刻なダメージを負っている可能性があります。放置すると他の部品にも影響が及ぶことがあるため、早めの点検が重要です。

原因4:磁気帯び

意外と知られていないのが「磁気帯び」です。スマートフォン、パソコン、タブレット、バッグの留め具など、私たちの身の回りには強い磁気を発するものがたくさんあります。これらに時計を近づけると、内部のパーツが磁化してしまい、時間がずれたり、止まったりする原因になります。

対処法:まずは磁気を発するものから時計を離して様子を見ます。それでも改善しない場合は、修理店で「磁気抜き」という作業をしてもらう必要があります。

広告

オメガスウォッチは壊れやすい?評判と長く愛用する秘訣

「こんなにすぐ止まるなんて、もしかして壊れやすいの?」と心配になる方もいるかもしれません。しかし、結論から言うとオメガスウォッチは決して壊れやすい時計ではありません。

適切に扱い、必要なメンテナンスさえ行えば、10年、20年と長く使える信頼性の高い時計です。壊れやすいという評判は、先述したクロノグラフの仕様誤解や、メンテナンス不足が原因であることがほとんどです。

注意点:風防(ガラス面)の傷について

ただし、一点だけ注意したいのが風防(文字盤のカバー)です。特にムーンスウォッチシリーズなどに採用されている「アクリルガラス(ヘサライト)」は、サファイアガラスに比べて傷がつきやすい特性があります。

これは、宇宙での使用を想定し、割れて破片が飛び散らないようにするための伝統的な仕様です。気になる方は、市販の保護シールを貼ることで傷を防ぐことができますよ。

広告

修理やメンテナンスはどこに頼む?費用とお店選び

実際に修理やオーバーホールが必要になった場合、どこに依頼すればよいのでしょうか?選択肢は主に「正規サービスセンター」と「民間の時計修理店」の2つです。

正規サービスセンター 民間の時計修理店
安心感 ◎ 非常に高い △〜○ お店による
費用 高め 比較的安い
納期 長め(数週間〜数ヶ月) 比較的早い
特徴 純正パーツ使用で品質が保証される。 柔軟な対応が期待できる。信頼できるお店選びが重要。

どちらにもメリット・デメリットがありますので、ご自身の予算や時計の状態に合わせて選ぶのが良いでしょう。依頼する前には、必ず見積もりを取ることを忘れないでくださいね。

広告

オメガ×スウォッチに関するよくある質問(Q&A)

スピードマスターのストップウォッチを常に動かし続けるのは大丈夫?

時計の機械が正常に動作していることを確認するために、あえて動かし続ける愛好家もいます。デザインの一部として、秒針が動いている様子を楽しむという目的もあります。ただし、常に作動させていると部品の摩耗が早まる可能性や、ゼンマイの消費が早くなる点は念頭に置いておきましょう。

オメガスウォッチはどこで買えるの?

オメガの正規販売店、スウォッチストア、百貨店の時計売り場などで購入できます。また、信頼できるオンラインショップでも取り扱いがあります。ただし、人気モデルは偽物も出回っているため、購入先の信頼性はしっかりと確認することが重要です。

おすすめのモデルはありますか?

オメガには魅力的なモデルがたくさんあります。

  • スピードマスター・ムーンウォッチ:宇宙に行った伝説を持つ、永遠の定番クロノグラフ。
  • シーマスター・ダイバー300M:高い防水性能とスタイリッシュさを兼ね備えたダイバーズウォッチ。
  • ムーンスウォッチシリーズ:オメガとスウォッチのコラボモデル。惑星をテーマにしたユニークなデザインが人気で、気軽にオメガの世界観を楽しめます。
広告

まとめ:秒針が動かない原因を知って、オメガをさらに楽しもう!

今回は、オメガスウォッチの秒針が動かない原因と対処法について詳しく解説しました。

最後に、この記事のポイントをまとめます。

  • オメガスウォッチの中央の長い針は、多くの場合ストップウォッチ用(クロノグラフ)で、普段は止まっているのが正常。
  • まずはリューズの横にあるボタン操作を試してみましょう。
  • それでも動かない場合は、「電池切れ」「メンテナンス不足」「衝撃」「磁気帯び」の可能性を考えましょう。
  • オメガは決して壊れやすい時計ではなく、適切なメンテナンスを行えば一生モノの相棒になります。

秒針が動かない原因が「故障」ではなく「仕様」だと分かると、なんだか時計のことがもっと好きになりませんか?その多機能性や精密なメカニズムこそが、オメガが世界中で愛される理由です。

今回のトラブルをきっかけに、ぜひあなたのオメガスウォッチをより深く理解し、これからも大切に愛用していってくださいね。

あなたのオメガスウォッチにまつわるエピソードや、「こんな時はどうしてる?」といった体験談も、ぜひ下のコメント欄で教えてください!
【執筆・監修者】
秒針のささやき編集部

多数の専門家とともに時計にまつわるお役立ち情報を幅広く発信中。
情報の正確性と中立性を最優先に、読者が安心して参考にできるコンテンツ制作を心掛けています。

※記事の執筆には可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっている可能性もあります。重要な情報は再確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。
広告

コメント