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ロレックスのミッキーモデルは本物?価値まで徹底解説

ロレックスのミッキーモデルは本物?価値まで徹底解説 ロレックス
秒針のささやき・イメージ

腕時計の世界で圧倒的な存在感を放つロレックス。その中に、可愛らしいミッキーマウスがデザインされたモデルがあるのをご存知でしょうか?

「このロレックスのミッキー、本物なのかな?」「もし本物なら、価値はどれくらい?」――そんな疑問を抱いたことがあるかもしれませんね。

この記事では、多くの時計ファンやディズニーファンが気になる「ロレックスのミッキー」の正体について、その驚きの真相から値段の相場、購入時の注意点まで、どこよりも詳しく解説していきます。

結論から言うと、遊び心のあるカスタムウォッチも魅力的ですが、資産価値や時計本来の魅力を求めるなら、やはり公式のロレックスが最もおすすめです。その理由も、この記事を読めばきっと納得できるはずです。

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ロレックスのミッキーモデルに本物は存在する?驚きの真相

結論:ロレックス社が公式に販売したミッキーウォッチは存在しない

まず最も重要な結論からお伝えします。

ロレックス社が公式に製造・販売したミッキーマウスデザインの腕時計は、これまで一つも存在しません。

現在、市場で「ロレックスミッキー」と呼ばれている時計は、ロレックス社が公認した製品ではないのです。では、その正体は一体何なのでしょうか?

「ロレックスミッキー」と呼ばれる2つの時計

巷で「ロレックスミッキー」と呼ばれている時計には、大きく分けて2つの種類が存在します。

種類1:セイコー製のロレックス風ウォッチ

一つ目は、セイコー(厳密にはその子会社Lorus)がディズニーと公式にコラボレーションして製造した腕時計です。ロレックスを彷彿とさせるデザインにミッキーマウスが描かれていることから、通称「ロレックスミッキー」と呼ばれるようになりました。

  • 手頃な価格(1万円前後)で購入できる
  • 歌手のaikoさんなど、芸能人の愛用者もいる
  • 遊び心があり、ファッションアイテムとして人気

種類2:本物のロレックスを改造した「リダン」モデル

もう一つは、本物のロレックスの文字盤を、第三者が後からミッキーマウスのデザインに描き変えたり、交換したりしたカスタム品です。これを時計業界では「リダン」と呼びます。

  • ベースは本物のロレックス(オイスターデイトなどが多い)
  • 専門の職人による手作業で作られる一点物
  • オリジナリティが非常に高い
「リダン(Re-Done)」とは、文字盤を修復・再生すること。本来は経年劣化した文字盤を綺麗に修復する作業を指しますが、デザインを全く新しいものに描き変えるカスタムも「リダン」と呼ばれます。英語では「Refinished Dial」が正式な呼び方です。
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【種類別】ロレックスミッキーの値段と価値は?

同じ「ロレックスミッキー」という愛称でも、その正体が違うため、値段や価値は大きく異なります。

セイコー製モデル:1万円前後で入手可能

セイコー製のモデルは、1万円前後から手に入れることができるのが最大の魅力です。信頼のセイコー製でありながら、ロレックスのような高級感とディズニーの可愛らしさを両立しており、コストパフォーマンスが非常に高いと言えるでしょう。

ただし、現在は生産終了しているモデルも多く、希少性から定価以上で取引されることもあります。

ロレックス「リダン」モデル:価値の判断が難しい

一方、本物のロレックスをベースにした「リダン」モデルは、値段の判断が非常に複雑です。

元のロレックスが高価なため、数十万円以上の価格で取引されることもあります。しかし、これはあくまで「カスタム品」としての価格です。

時計の資産価値という観点で見ると、一度でも人の手が加わった「リダン」モデルは、正規の価値を失ってしまいます。

注意:「リダン」モデルはロレックスの公式製品ではないため、正規店での修理や保証は一切受けられません。また、多くの買取店では「改造品」と見なされ、査定額が大幅に下がるか、買取自体を断られるケースがほとんどです。
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購入前に知るべき3つの注意点

もし「ロレックスミッキー」の購入を検討しているなら、知っておくべき大切なポイントが3つあります。

1. 「リダン」モデルに資産価値は期待できない

ロレックスが投資対象としても人気なのは、その価値が落ちにくいからです。しかし、文字盤をカスタムした「リダン」モデルは、その法則から外れてしまいます。

「世界に一つだけのオリジナル」という魅力はありますが、将来的に売却を考えている場合や、資産として持ちたい場合には不向きと言えるでしょう。

2. 著作権・商標権のリスクがある

ディズニーのキャラクターには厳格な著作権があります。公式の許可なくキャラクターを営利目的で使用・販売することは、著作権や商標権を侵害する可能性があります。

個人で楽しむ範囲であれば黙認されているのが現状ですが、フリマアプリなどで販売する際には注意が必要です。

3. あくまで「自己満足」の世界で楽しむ時計

これらの注意点を踏まえると、「リダン」モデルのロレックスミッキーは、売却時の価値を考えず、純粋に自分のためのファッションアイテムとして楽しむ時計だと言えます。

芸能人の所ジョージさんは、ご自身でロレックスを大胆にカスタムして楽しんでいることで有名です。彼のように「世界に1本しかない自分だけの時計」という点に価値を見出す、理想的な楽しみ方と言えるかもしれませんね。
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ロレックスのミッキーモデルに関するQ&A

結局、出回っているロレックスミッキーは偽物なの?

「ロレックス社が作った本物」という意味では、すべて本物ではありません。セイコーが作った公式コラボ品か、第三者が本物のロレックスを改造したカスタム品かのどちらかです。

持っているロレックスミッキーは売れますか?

セイコー製なら、ファンの間で需要があるため売れる可能性があります。一方、ロレックスのリダンモデルは、国内の多くの買取店で買取を断られるか、非常に低い査定額になる可能性が高いです。状態が良くても数万円程度が限界、というのが実情のようです。

結局、買うならどれがおすすめ?

どちらも魅力的な時計ですが、目的によっておすすめは変わります。

  • 気軽に楽しみたい方:手頃で安心の「セイコー製モデル」
  • オリジナリティを追求したい方:リスクを理解した上で「リダンモデル」
  • 資産価値や時計の信頼性を重視する方:カスタムされていない「通常のロレックス

もしあなたがロレックスの持つ普遍的な価値やステータス、そして時計としての性能を求めているのであれば、公式のモデルを選ぶことを強く推奨します。

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まとめ:ミッキーは魅力的!でも本物の価値なら公式ロレックスを

今回は、「ロレックスのミッキーモデル」の正体について詳しく解説しました。

最後に、この記事のポイントをまとめます。

  • ロレックス社が公式にミッキーマウスの腕時計を販売したことはない
  • 「ロレックスミッキー」には、セイコー製ロレックスのリダン品の2種類がある。
  • セイコー製は手頃で人気だが、リダン品は資産価値が低く、売却が難しい
  • 時計本来の価値や信頼性を求めるなら、カスタムされていない公式のロレックスが最良の選択

ロレックスミッキーは、そのユニークさで私たちの心を惹きつける、とても魅力的な時計です。しかし、ロレックスが長年かけて築き上げてきた「信頼」と「価値」は、やはりオリジナルのモデルにこそ宿っています。

この機会に、ぜひ一度、本物のロレックスが持つ輝きや歴史に触れてみてはいかがでしょうか。きっと、世代を超えて愛される理由がわかるはずです。

あなたがもしロレックスミッキーを持っていたり、見かけたことがあったりしたら、ぜひコメントであなたの経験も教えてください!

【執筆・監修者】
秒針のささやき編集部

多数の専門家とともに時計にまつわるお役立ち情報を幅広く発信中。
情報の正確性と中立性を最優先に、読者が安心して参考にできるコンテンツ制作を心掛けています。

※記事の執筆には可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっている可能性もあります。重要な情報は再確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。
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